活動報告-3月-
3/14.15と珠洲市へ支援活動に行ってきました。
●支援物資配布先
・旧本小学校
・朝日避難所
・皆口いちご園ビニールハウス
・珠洲市宝立小中学校
・珠洲市社会福祉協議会
●炊き出し場所
・旧小泊小学校
・旧本小学校
・珠洲市立飯田小学校
・皆口いちご園ビニールハウス
今回もたくさんの方にご支援いただき、被災地の皆さまに、温かいご飯や、必要な物資をお届けすることができました。
炊き出しでは、前回の炊き出しで人気だったシチューや豚キムチうどん、リクエストの煮込みハンバーグや、スタミナ焼肉丼など、合計450食以上お配りできました。
キッチンカーで準備をしていると、
「お手伝いさせて〜」とお手伝いしてくださる方、
片付け中には
「ごちそうさま〜、美味しかったよ!」
「また待っとるね。」
と声をかけてくださったり、現地の皆さんとの会話が楽しみの一つで、こちらも元気が出ます!
今回、初めて伺った炊き出し先の避難所では
高校時代の恩師に再会しました。
「まさか、こんなカタチで再会するとわな〜。」
と言いながら、お互い元気に会えたことに感謝しました。
震災から2ヶ月半経った珠洲は
仮設住宅への入居が始まったり
通れる道が増えたり
水道が使えるところが増え
飲食店が再開されたり
皆さんの気持ちも
少しずつ少しずつ「春」に向かっている気がしました。
明るいニュースは嬉しい!!
しかし能登を離れテレビの報道が少なくなり中、明るいニュースを聞いていると、すっかり日常が戻ってきているのかと思いますが、全くそんなことはありません。
崩落した道路も
凸凹道も
倒壊したままの家も
仮設トイレの数も
自衛隊のお風呂に並ぶことも
警察車両の数も
日常とはかけ離れた光景で溢れているのが現状です。
避難所に身を寄せる方
仮設住宅に入れる順番を待っている方
半壊の家で過ごす方
水道が出ない地区の方
一度も家に帰れない方
まだまだ日常は戻らず
先の見えない生活に不安でいっぱいの方もいらっしゃいます。
国の支援も一旦3月で終わるものが多いとのことで、更に被災地の方は自分達で何とかしないといけないという思いで、助けて合って支え合って、少しずつ前へ前へと過ごしておられます。
電気やガスが使えれば元通りなのか?
水が出れば元通りなのか?
全くそんなことはありません。
いつまでも悲しい顔ばかりしとられん、と前を向きながらもどうしようもないこともたくさんあるのが現実です。
今回もたくさんの方から物資や支援金をお寄せいただきました。
能登の現状を知り、思いを寄せてくださる皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
皆さまからのご支援のおかげで活動を続けることができます。
私達にできることは、
ご飯で少しでもほっとできる時間と、
本当に必要な物資を届けること、
そして、現状を伝えていくこと。
これからも、応援よろしくお願いいたします!
能登の皆さん
皆さんの笑顔が何よりも嬉しいです!また元気にお会いしましょう。