活動報告-1月-
石川県珠洲市 1月30日,31日
皆さまからお預かりした支援金で、現地から依頼された物資を購入して、持ち寄っていただいた支援物資と共に、珠洲市の各避難所へ届け、同時に炊き出しも行ってきました。
●支援物資配布先
・珠洲市立宝立小中学校
・珠洲市立若山小学校
・旧本小学校
・珠洲市立大谷小学校
・皆口いちご園ビニールハウス
・珠洲市教育委員会
●炊き出し場所
・珠洲市立若山小学校
・旧本小学校
子どもたちの給食、在宅避難中の方々、近隣の避難所の方々、合計250食程お届けすることができました。
3週間ぶりに訪れた珠洲市は、電気が通っている所が増えました。
道路の凸凹も応急処置で直してくださり、通れる道が増えました。ご尽力くださりありがたい限りです。
しかし、まだ水道が出ない、倒壊した家屋はそのまま、1ヶ月にも及ぶ避難所での生活に疲れが見えていました。
炊き出しをしていると、避難所に併設された給水所に水を汲みにくる方がたくさんいらっしゃいました。
高齢の方も多く、毎日重たいポリタンクを運ぶのはどんなに疲労が溜まることだろう心配になりました。
炊き出しを「食べて行ってくださいね」とお伝えしたところ、涙を流して「本当に本当にありがとうね」と声をかけていただき、胸が詰まりました。
旧本小学校では、被災30日目にして、初めて炊き出しが来たそうで、大変喜ばれました。
自然災害という誰も悪くないことで、悲しい思いをしたり、こんなにも不自由な生活を送り、踏ん張って支え合っているみなさんの姿を見たら、この方たちの力になりたい、純粋にそう思いました。
ご飯の心配がなくなることを望まれるのであれば、1食でも多く炊き出しをしたり、温かい食べ物を届けたりしたい。
外の人と話すと気分転換になるのであれば、お喋りしながら、温かいお茶を淹れて、おやつを振る舞いたいです。
現地に行って、避難所のみなさんとお話しして今何が必要なのかを肌で感じることができました。
今回は東京珠州会、公益財団法人風に立つライオン基金のみなさんと一緒に炊き出し活動へ。
ご自身も被災されているのに、炊き出しでおにぎりを握ってくれたり、たくさんお手伝いくださったお母さんたちありがとうございました。
金沢市内で支援物資の積み込み作業をした際には、避難所生活されている方も朝から手伝いにきてくれました。
物資や支援金も本当にたくさんの方にご支援いただき感謝でいっぱいです。
本当に本当にありがとうございます。
温かく迎えてくださった珠洲のみなさまありがとうございました。みなさんの笑顔が見れて嬉しかったです。
お世話になった方にも久々にお会いできて、お元気そうな姿を見れてほっとしました。
いつまで続くかわからない不安と闘っている被災地のみなさん。
今日明日のことで精一杯なはずなのに、皆さん前に進もうと一生懸命支え合っています。
まだ1ヶ月、もう1ヶ月。
能登ではまだまだ支援が必要です。
私たちは、これからも能登へ支援に向かいます。