活動報告-11月-
11/2.3珠洲市で炊き出し活動を実施しました。
支援物資配布先
・珠洲市若山地区
・珠洲市大谷地区
炊き出し場所
・珠洲市立若山小学校
・珠洲市立大谷小中学校
炊き出しお届け
・珠洲市岡田集会所
・珠洲市高屋地区
・有限会社すえひろ
珠洲市は元旦の地震でも大きな被害がありましたが、9月の豪雨でも甚大な被害を受けました。
8月に開催予定だった夏祭りを台風で泣く泣く中止にし、11月に秋祭りをしようと呼びかけ計画していたところ、9月に豪雨。
まだ断水している地域もあること、土砂災害の片付けに疲弊している方が多くご飯を作る気力がないという現状を目の当たりにし、炊き出し活動に切り替えました。
今回も、嬉しいことにたくさんの方がご一緒してくださいました!
・東京からレスキューキッチンカー
・香川県からキッチンカーVOYAGE号
・何度も一緒に炊き出し活動をしているチームNPSのみなさん
・東京老舗のあんこ屋さん、3度目の珠洲での炊出し活動チーム木下のみなさん
・移動式のブックカフェを能登で始めてくださったチーム鎌倉のみなさん
・東京でキッチンカーを運営し、支援金をお寄せくださったeatfor麻子さん
・農家であり実業家の金一さん
・被災者でありながら珠洲のみなさんにコーヒーを振舞いたいとお越しくださったつばき茶屋さとみさん
たくさん支援物資もお寄せいただき本当に本当にありがとうございます。
●11/2(土)若山小学校
若山地区は先日の豪雨で川が氾濫し、床上浸水や田んぼや畑など農作物にも大きな被害が出た地域です。
炊出しメニュー
・クリームシチュー、フルーツサイダー
・伊達焼きそば
・回転焼き、焼き鳥
・子ども縁日
・ブックカフェ
・スペシャルコーヒー
・氣功術マッサージ(ヒロシネスさん)
前日からの雨予報。「雨で来られる方少ないかな?」と心配していましたが、11時過ぎから近くの方が集まってきてくださり予定数を超えて200食お配りできました。体育館の中では、ブックカフェでコーヒーを飲みながら本を読んでいる様子、本をきっかけにおしゃべりが始まる空間。
『本を手にとる』何気ない日常がとても大切なんだなーと改めて実感しました。
飛び入り参加でマッサージもあり、みなさん日頃の疲れを癒されていました。
炊き出しの後は、いつも炊き出しを手伝ってくれている珠州の農業法人さんへ30食、岡田集会所へ50食炊き出しを配達。
今回の豪雨により大きな被害を受けたと聞いて、温かいご飯を届けたいと炊出しチームのみなさんにご協力いただきました。
みなさん、大変喜んでくださいました
●11/3(日)大谷小中学校
こちらは地震でも豪雨でも被害が大きかった地域で、豪雨により断水が続いています。市内中心部から30分程車で走りますが、道中は土砂降りの跡や、倒木、道路崩落が多く見られました。
炊出しメニュー
・クリームシチュー
・回転焼き、焼き鳥
・ブックカフェ
この日はお天気もよく、避難所の方や近隣で在宅避難をされている方、ボランティア活動に来られている方へ120食お配りすることができました。
飛び入りで歌を歌ってくれる方がいたり、お祭りのようにワイワイする雰囲気にみなさん笑顔がこぼれていました
炊き出しをしている私たちも、現地の方とおしゃべりしたり交流を深めることができ、とてもいい時間でした。
海沿いの炊出し場所はお天気がよく気持ちいい風が吹いていましたが、目の前は土砂崩れの跡がまだまだ残っています。
近隣の川もいつ崩れるかわからないような状況です。
まだまだ日常生活は戻っておらず、豪雨の被害で仮設住宅の工事も遅れているそうです。
それでも、この地が好きでこの地に残り守りたいと踏ん張っていらっしゃいます。
理屈では説明できない『ふるさとを想う気持ち』があり、その気持ちを思うと心がぎゅっとなりました。
『また来るね』と約束して大谷小中学校を後にしました。
帰りは高屋地区の皆さんへシチューもお届けできました。支援物資も喜んでくださって嬉しかったです
みなさんのおかげでたくさんの方にお届けできました。
『嬉しい、ありがとう』
『おいしかったよ』
『楽しみにしてたよ』
『本当にありがとう。また来てね。』
そんな言葉をかけてもらって、力が湧きます。
帰りは高屋地区の皆さんへシチューもお届けできました。支援物資も喜んでくださって嬉しかったです
みなさんのおかげでたくさんの方にお届けできました。
『嬉しい、ありがとう』
『おいしかったよ』
『楽しみにしてたよ』
『本当にありがとう。また来てね。』
そんな言葉をかけてもらって、力が湧きます。
『支援は終わりがない』
代表の中村詩織さんは、毎回おっしゃいます。
本当にその通り。
ニュースではほぼ見なくなった能登半島地震や豪雨の話題。日常が戻ったかと思われていますが、能登に訪れると、まだまだ支援が必要な状況だと感じます。
緊急支援、心の支援、支援のかたちはいろいろあると思いますが、現地と連絡を取り合いながら必要な支援を私たちは今後も続けていきます。
こうやって支援活動を続けてこれるのは
ご支援くださった皆さま
応援してくださる皆さまのおかげです。
炊き出しに一緒に行きたいと手を挙げてくださる方も増え、私たちだけでは作れない時間や空間を能登にお届けできています。
本当にありがとうございます。
たった1食かもしれない
たった1杯かもしれない
たった1時間かもしれない
でも、それはかけがえのないもので
能登のみなさんにとって活力につながります。
私たちも、能登へ行くとたくさんの元気をもらいます
みなさまからの応援が励みになります。
これからもご支援、応援、よろしくお願いいたします。
もう来月の炊き出しの準備中です